― その2 ―

コース:


第1日:
関町(三重県)―上野市
―笠置
―岩船寺・
浄瑠璃寺・
新薬師寺・
薬師寺


第2日:
平城宮跡・
秋篠寺・
上津屋流れ橋・
上加茂神社・
建勲神社


第3日:
金閣寺:
大覚寺














京都・当尾(とおのお)とよばれるのどかな丘陵地がある。京都と名は付くがほとんど奈良と言っても良いほどのところ。石仏があちこち点在している。
その中でまず、岩船寺へ、聖武天皇の勅願で行基が創建したと言われてるお寺。こじんまりとした境内だが、その又こじんまりした本堂にいらっしゃるのは、阿弥陀如来。その大きさがお堂とアンバランスだけれど、おおらかな魅力を持ってらっしゃる。お堂に靴を脱いで上がり見上げては飽きることなく眺めていられる。ご住職もとても親切だった。
ここはお庭もいい。紫陽花の時期は混むのでしょうね。睡蓮越しに見上げる三重塔は修復工事をされ、彩色されてしまった。彩色のない塔が見たかった。
又、駐車場付近にある無人の農産物販売所が縁日よろしくいろいろとさがっている。たいていのものが¥100とうれしいもので、あまりの色につい3袋も梅干しを買ってしまった(こんなの今買ってどうするって・・でも、美味しかったのよ!)
奈良ではこの手のお店をずいぶんとみかけたけれどこのあたりが一番安かったな〜。
ほしかったのは、オトナの握り拳ほどのかぼちゃ!
丸ごと蒸してそぼろあんかけで食べたらどんなに美味しかったろうか!あ〜今思い返しても買ってみたかった、かぼちゃ!これも1個¥100也!!!!

浄瑠璃寺はお庭は無料で入れました。本堂の九体阿弥陀堂に入るのみ拝観料が必要でした。
ここは岩船寺よりも谷が開けていて明るい、その庭がいい!あと1ヶ月したら萩が満開になる・・あ〜白萩屋敷と言ってしまったほどだった・・
ここにも三重塔がある、しかしなんといってもここで本当に見たかったのは 秘仏である「吉祥天」春と秋には一般公開されるようだけれども。
吉祥天、ご存じだろうか?我が国の切手の図案は仏教美術のものが多い。そしてめったに見ることはない1000円切手、これこそがここの吉祥天なのだから。
鎌倉時代の作と言われるこの秘仏は妖艶に色を残して真ん中のお厨子の中におられる。堀辰雄を読んだはずなのに、一説も浮かばない(ホントニこの人よんだのかしら?)

いつまでもここにいたいのだけれど、そうはいかない。奈良市内へ入り、新薬師寺へ、ここの十二神像が見たかった!それでもって、ここの婆娑羅大将は¥500切手。自分の干支の神像を探しだすことをしたかったのだ!あ〜この方ね〜…
ここも萩が咲いたらどんなにか風情にあるところだろう。

おまけ…
本日の郵便局:
関局・加太局・上野局・南山局・笠置局・当尾簡易局・奈良今小路局・奈良高畑局・奈良宝来局
これはダンナの旅行貯金といって、行った先の郵便局で貯金をして局印を押してもらうというもの、500局までは500円として501局から増やしていくもの
貯まったでしょうって?いえいえ、せっぱ詰まっていつもおろしちゃうんです(笑)
では、飽きるでしょうが次回へ続く…

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