・・・・・・・・・・・・ 紫陽花画集

カーネーション

母の日の花としてあまりにも有名な花。古代ギリシャの時代から鑑賞され愛されていたということです。

carnation の語源は、花の色が「肉色」であるから（ incarnadine: 肉色の ）という説もありますが、花冠としてよく使われたことから「冠飾の花 = coronation flower」が転化したもの、という説のほうが、感じがいいような気がしますよね。

日本にカーネーションがやってきたのは、江戸時代、長崎に寄航したオランダ船を通じてのことらしく、当時は「阿蘭陀石竹」と呼ばれていたとか。この和名も、とても風情があると思います。
初の日本産カーネーションは、明治３５年、新宿御苑にて栽培されたものだそうです。

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