ユニット折り紙に挑戦!
Feb. 2010
孫守り日記?の代わりに、「折り紙で箱作り」をちょっと記録しておいたのがいつだったかなと思ってみたら、もう一年以上前だった。
暖かくなると、孫守りも外遊びが中心になるけれど、今年の正月に遊びに来たときに、また折り紙ブーム再燃。(いつもながら、折り紙にハマっているのは、女の子のほうじゃなくて、お兄ちゃんのほう:笑)実は、前のUPの時も、私的には「ユニット折り紙」というのがかなり気になっていたのですが、こういうのは、幾何とかに強い人がやるもんだという先入観があり、ちょっと敬遠していたのです。
でも、鶴にしても箱にしても、続けて折っていると飽きてしまうし、出来たものが増えすぎてもわずらわしい。
ユニット折り紙は、単純な小さなユニットが、組み合わせ方でさまざまな形が出来て、色の組み合わせも楽しそうで飽きなさそう・・・と思って、とりあえず、正月に孫が帰ったあとに「最も基本形」とされている12枚組を、恐る恐る試してみると、穴ボコだらけながら、何とか出来ました。一度出来てみると、次からはサクサクと作れます。
意を強くして、30枚組にも挑戦。これはなかなか、やり方がわからなかったのですが、三角ユニット中心でなく、5枚の花びら(星形?)の部分に目をつけて、それを組み合わせていくようにしたら、5×6=30という感じで、成功しました。今回は、箱の時のようなテキストは無しで、ネットにいろいろある「ユニット折り紙」のサイトを参考にしましたが、一番頼りにしたのは、zmzmさん日記過去ログのお写真です(zmzmさん感謝〜)
先日また、孫がお泊りに来たのでこれを見せると大ハマリ。一緒にいろいろやっているうちに、お兄ちゃん@小学一年は、大きいほうの折り紙なら、最後のユニットを組むときだけちょっと支えてやれば、一人で12枚組を作れるようになりました(^O^)
やっぱり12枚組は、基本の基本というだけあって、形も完成されているし、2色・3色・4色・6色・12色全部別とか、色の組み合わせも楽しいです。
30枚組も、3色パターンと5色パターンで、かなり印象が変わってくるし、数の多いぶん、いろんな工夫が出来ますね。30枚の次は、究極の大作?90枚組というのもあるらしいですが、この組み方がネットをいろいろ見てもよくわかんないんです。30枚組の5枚星形の所を6枚にするのかな?とやってみましたが、6つの三角がつながると、どんどん平面上に広がっていき、永久に球形になりそうもありません(汗)。
ネットに出ている完成写真を見ると、5枚星と6枚星を組み合わせるみたいに見えるのですが・・・
夫に聞いてみたけど、「全然わかんね〜」だって。役に立たない理系じゃ〜〜〜48枚組とか54枚組とかいうのも、よくわからないし、苦労の割にはあんまり作りがいのない形のような気もします。
というわけで、30枚組の次にプチブームになっているのが、18枚組と36枚組。
18枚組は、写真ではちょっとわかりにくいですが、車のタイヤかクッションのような平べったい形になります。きっちり組むことが出来ず、フカフカした感じになってしまうのですが、逆にそれで千代紙のような折り目のつきにくい紙を使ったりする面白みがあります。
36枚組のほうは、四角と三角が混ざったような仕上がりになり、最初はヘンな形と思ったのですが、色のバリエーションがとてもあるので、今のところ一番ハマっています。写真の一番手前のものは、赤・青・空色・茶の4色で十字型を組んだもの6個に、つなぎとして緑が12枚。後ろのは、十字型をオレンジ濃淡で作り、つなぎを黄緑で草花イメージにしてみましたが、その他、基本の三角ユニット中心で3色にしたり、6色ではどうだろうか等と考えて楽しんでいます。
なにしろ、全く幾何や数学に弱いものですから、実際に組んでみないと、どうなるか全然わからないのです(笑)
同じ色が隣合ってしまって、はずして組み直すこともしばしば。百均の安い折り紙なので、ほどいたり組んだりしているうちに、ヨレヨレになってくる・・・2月になってから何やかやと用事があって全然歩きに行けず、11日の祝日から週末にかけては寒くても行くぞ!と張り切っていたら、あいにく雪模様に・・・
オリンピックの開会式を見ながら、またまた折り紙ざんまいになりそうです。
12枚組大・小(後ろ)と30枚組5色パターン(前)
多色12枚組(左後ろ)・30枚組5色&3色(右後ろ)
18枚組(左前)・36枚組3色&5色(右前)
90枚組に挑戦
5枚組と6枚組を組み合わせると90枚組が出来るらしいのですが、組み合わせ方がよくわからず悩んでいたら、娘が「サッカーボールって五角形と六角形の組み合わせじゃん」と言い出しました。
なるほど!と、サッカーボールの画像を検索してみると、五角形の周囲を六角形が取り囲むようになっています。これでトライすることに。五角形を原色(赤・青・緑)で作り、六角形は中間色を使うことにする。
まず、赤5枚(大きさは、普通の折り紙の4分の1サイズ)のユニットを組み合わせます。ちょっとズルですが、90枚組の場合、一日では出来ないこともあり、最初のこの部分は、のりづけで補強しました。
星形になった間の所に、5色の中間色のユニットを一つずつ組みこんでいきます。 ここも軽くのりづけ。
5枚組星型の隣に、6枚組を組みます。 6枚の配色は、赤・青・緑の間に、中間色3色をはさんでいきます。
赤・青・緑は、さらにその隣で五角形を作ることになります。(う〜ん、実際にやってみないと言葉で説明するのはわかりにくいなぁ)
この先は、色を間違えてやりなおしたりすることが多くなるので、のりづけはやばい(^^ゞ
赤の5枚組の周囲に、6枚組が5個ついたところ。 同時に、5個の5枚組も、半分できている。上から時計回りに、青・緑・青・緑・青の五角形が出来かけている。
五角形は、全部で12個できるはず(赤・青・緑それぞれ4個ずつ)
5個の五角形が完成した時点。これでだいたい半分(北半球?) 南半球は赤の五角形が多くなるはず。
配色は、五角形の部分は同じ色でまとめること、五角形の5個の角に5色の中間色が1つずつ(重なるのや使わないのが無いように)ある、ということだけ見ながら組んでいくと、自動的に出来ていく。
3分の2くらい完成。未完成の部分から、裏側をのぞいてみる。 ようやく完成。五角形はまあまあきちんと組めるけれど、六角形はどうしても、真中に穴があいてしまう。 思ったほど大きくはならない。12枚組と並べてこのくらいの感じです。
今回は初めてのトライで、今どこを組んでいるのかわからなくなってしまうのを避ける為に、五角形の部分を同じ色それも原色にしたけれど、本当は五角形の部分を淡い色の5色で花びらのように作り、周囲を落ち着いた色一色で背景のようにしたほうがよいと思う。まぁ最初なので、出来ただけで良しとする。
しかし、30枚組を3個作るほうがずっと簡単だなぁ。
90枚試作品2号(→右)
朝うつしたせいか、穴ボコが目立つなぁ。5色の星型を組み、周囲を水色一色でつないだもの(←左)
五角形の周囲の六角形は、5色のうち3色と水色が交互に組まれるようになる。毛糸のモチーフ編みと同じ要領だが、組み折り紙がサッカーボールやモチーフ編みと違うのは、五角形と六角形が隣合うといっても、1枚の紙が、五角形の一部となると同時に、六角形の一部にもなる。
したがって単純に並べてつなぐというわけにいかないので、難しい。 「案外ちっちゃいね〜。108枚とか120枚やってみれば。」と娘に言われる。
自分でやれ〜〜<←写真> 手前左:最初の90枚トライ作品 手前右:今回(2度目のトライ)
奥の小さめのは、試行錯誤していたら、なんか90枚よりも小ぶりになってしまった?というもの。
60枚くらいかな〜〜もしかしたら、54枚か48枚くらいかもしれない。最初に、各色ごとにキッチリ枚数を数えておいて、90枚セットを作ってから始めないと、全くわからなくなってしまう(^^ゞ
これ以上の「大作」は、どうせ穴ボコだらけになるだろうし、あまりやる気が出ない。。。それより、12枚から36枚くらいの間で、枚数によっていろいろな形になるのがちょっと面白そう。しかも15枚以上は、それぞれ複数の形が出来るようだ。
数学に強い人なら、枚数によって出来る形を予想できるのではないかと思うが、私の場合、100%「やってみて初めてわかる」ところが楽しみ(笑)