はなはな歳時記 ・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・ 紫陽花画集




チューリップ

ユリ科の球根植物。原産地は明らかでないが、トルコで栽培されていたものがコンスタンチノーブルから十六世紀に欧州各地に広まったもので、チューリップの名もターバン(頭巾)のトルコ語チュルベントから出たといわれる。以後、オランダを中心に品種改良が行われ、多数の園芸品種が生まれた。

わが国では明治に改良種をオランダから輸入し、新潟・富山両県で栽培が盛んとなった。花と球根が食用になることはあまり知られていない。

―― 入門歳時記(角川書店)より

 


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