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葛城山の神は男性であるという。古事記には雄略記に一言主神(大物主、オオクニヌシノミコトとも)とある。 能「葛城」では女神を醜くは描写しない。美しくゆったりとした所作の中に気品を漂わせた美しい冬の能である。 小書「大和舞」では赤く色づいたツタを天冠の上に懸けて、神楽を舞う。作物に懸けまわされた白い布が取り去られ、女神がひと足作物を踏み出すと、鮮やかな色彩がほとばしる。 片山清司が舞う「葛城」はただ美しく優美にそこにある。 |
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「葛城」あらすじ 出羽の羽黒山から大和の葛城山に到着した山伏たちは、大雪に立ち迷っていると、笠を被って枯れ枝を手にした山女が現れて庵に案内する。山女は火を焚いて山伏たちをもてなし世の無常を語る。 ※
能には小書といって特殊演出がある曲があります。舞が変わったり、囃子が変化したり、詞章が変わったりします。同日にかかる他の曲によって変わる場合もあります。 |
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背景画像・バナー: 篆刻素材 葵