10月2日(木)
大阪・阪急バスAM8時20分発に乗り、松江へ。
の、前にスケジュール表を母に提出したが
「あんたに任せるわぁ〜」
と全く目を通す事もしなかった。
ほんでもって車中質問攻め。
「うんな事だったらば、スケジュール見とけぇ〜っ!!」
と、一喝(フン)
しばらくして「チャリーン・・・」と金属音が。
私「うがぁ?!」
母「きゃあーーっ!!イヤリング落としちゃったぁー(><)」
・・・やってくれますよ、わが母。
しかしどこをどー探しても、片方のイヤリングが見つからない。
よくよく座席の隙間をのぞくと・・・あった。
しかも難関な隙間に(涙)それを取るべく死闘約1時間。
だめだ。全く取れない。ゆうべあまり寝てないのもあってか気分も悪くなってきた私。
「・・・。もう・・・いいわ・・・。」と諦める母。
松江駅前に到着後、バスの運転手さんに「もし見つかったら連絡して下さい」と連絡先のメモを渡した。
※いまだに連絡ありませぬ(TT)
着いて早々、駅前の蕎麦屋へ。
「トリそば食べたい」と言う母。食券を見ると「トリうどん」。
私「そばにしてもらえないだろうか?」
店員「うどんとそばのダシが違うので。」
・・・。ちょっとぐらい融通きけよー(独り言)
すると母は「天ぷら蕎麦」に変更し、私はトリうどんに。
「おでんも頼もうか?」3種頼んだら、オーダー違いの1種が入っていて
店員「いいから、食べて。」と、元のオーダーした1種を持ってきてくれて1個おまけしてくれた。わあい\(^▽^\)(/^▽^)/わあいっ
・・・。だったら最初の麺も融通聞いてくれよー(独り言)
しっかし。うどんに玉葱が入ってたのでおっどろいた。
ネギちゃいまっせー、玉葱ですがな。
母のそばは「ダシがギリギリしか入ってない。」
しかも色が黒い。おどろいた。でも味は悪くなかった。
私「・・・。それってー天ぷらがツユ吸い込んだんじゃ・・・。」
母「うんな訳ないっっ!」
やっぱし地元の味が一番なのだろうか・・・。
さて、次に松江・出雲間の2日間有効パス「パーフェクトチケット(¥2500)」を購入し、「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」へ。
とにかく広ーい。いままで美術館鑑賞で2時間もかかる事はなかった(^^;
中には、温室・イングリッシュガーデン・教会がある。
長野県・諏訪にもガレの美術館があったが、出展数の量は「ルイス・・・」の方がかなり多い。
美術館を出た後に気が付いたが「きのこがなかったねー」
アールデコはご存知の通り、植物・昆虫類のデザインが多く使用されている。
諏訪の方には「きのこ」のランプがあったが、松江にはなかった。
母子して「なんでなかったんだろうねぇ・・・。」
変な事で考え込んでしまった。
バスで「県立美術館」へ。
宍道湖畔に面した場所に建っており、ここからの夕景がちょっとした名物になっていた。丁度「モネ展」開催中。しかしここも、広い広いっ!!
所々にある椅子に腰かけながら鑑賞した。
丁度、夕景タイム。いつもなら「雨女」コンビの私達には珍しい事。
多くのアマ・プロカメラマンがシャッターを切っていた。
次に、宿泊先へ。実は、最近リニューアルオープンしたてのホテルだったのですが、料金は驚く程安い。
しかしサービス等の対応etc・・・ができてなかったのであえて伏せさせていただきます。
1泊2食付きで、一人¥6000で、バスタブはかなり広めだったし、夕飯には七珍とはいかないが、五珍(蜆・白魚・モロゲエビ・うなぎ・鯉)くらいは出たのであまり文句は言えないが(^^;
10月3日(金)
ちょっとした難点はあったホテルだったものの、ご飯&蜆のみそ汁が最高に美味かった。
「(旅行先で出るみそ汁は)朝からお代りするものではない。」といつもながら豪語している母だが、この日に限って自分から「よそってきて。」と私に頼んだ。それくらい美味かったのだ(^^)
チェックアウトを済ませ、最寄のバス停から松江駅へ。
移動の邪魔なので荷物を「身がる便」へ。宿泊先まで荷物を先に届けてもらえるシステム(有料¥500)。
各観光地にあるコインロッカー代を考えると「どっちが得か?」と、また変な所で考えた。※1個の荷物で¥500だからね(^^;
さて、いよいよ出雲大社へ。
バスで松江駅から松江しんじ湖温泉駅へ。
そこから一畑電車で出雲大社へ移動となる。約1時間の旅。
車窓からの眺めを満喫。と思っていたら、各ホテル・旅館付近に警官隊や護送車が目立った。
「?なんか事件でもあったのかねー?」と、全くわかっていなかった私達(^^;
出雲大社駅に到着。よく見ると店先に日の丸国旗がはためいていた。
「?あり?県の記念日なんかねー?」・・・。まだまだわかっていない私達。
出雲大社へ入ると、ますます重々しい景観となっていた。
スーツ姿に「島根県警」印の腕章スタイルの警察官が大勢いた。
ここまで来てもまだわかっていなかった私達(くどい)
本殿近くになってようやく理解した。立て看板に「天皇皇后様来観」とあった。
「Σ(・ω・ノ)ノ!なんつー日に来ちゃったんだ、私達ってば(笑)」
もし時間をずらしていたらば、皇族方は拝見しても、本殿へは参拝できなかった訳で(貸切状態になるから)。
しかし、スケジュール上お顔を拝見できる時間がなかった(TT)
絵馬を購入し、家内安全&商売繁盛祈願をした。
母「せっかくなんだから、買いなはれ。」と、縁結びのお守りをゲッツ。
(無駄なような気もするけどなぁ〜)
時計を見るとお昼時。門前の某蕎麦屋へ。割子蕎麦を注文する。が味はイマイチ。(ー'‘ー;
)ウーム・・・。なんでだろーなー金沢の食事処はほとんどヒットしたんだけどもなー。今回は「美味アンテナ」誤作動しっぱなし(苦笑)
気をとりなおし、行きの車窓から見つけた「島根ワイナリー」へ。今回はタクシーの移動(1メーターぐらい)
試飲コーナーが充実していたが、ほとんど甘口ワインが多く私達の口には合いませんでした(^^;
でも、葡萄ジュースは美味しかったですよ。
土産コーナーで、漬物類を発見(試食コーナー有り)「ワイン漬け沢庵」や豆類を購入。
肝心のワインは買わず(笑)
試飲コーナーと隣接しているので、試食をおつまみにしてワイン飲んでる方もチラホラ(コレコレ^^;)
そこから徒歩で最寄駅・浜山公園北口駅へ。
かなりいりくんだ道で、とんでもなく遠かった。
疲れたミ(ノ;_ _)ノ =3 ドテッ
松江しんじ湖温泉駅に到着。駅前に足湯があるので早速浸かる。
母&私「気持ちイイ〜〜〜♪」昨日からかなり歩いていたので心地良い温度であった。
近所にお住まいの方々が「毎日浸かるんだけど、跡が残るのよねぇ〜。」と足を見ると、本当に温泉の浸かり部分までくっきりと型が残っていたのには驚いた「体に良いから、文句言ったら罰当たるわね(笑)」と、平然としておられた。
確かに、この2日間かなり歩いていたので、私はすぐむくみ足になって負担がかかっていたし、母は腰痛持ち。
母「足とか腰が軽いわぁ〜〜♪」即効性があるのかなぁ?(笑)
フト見上げると、数メーター先に男性が携帯電話をかけていた。よくよく見ると、某芸能人。しかも私はつい2・3年前まで彼の所属するグループの公演を観に出かけていたプチ追っかけだったし(笑)
「Σ(・ω・ノ)ノ!こげなところでなしてぇ〜???」と思い「( ̄∇ ̄
;)でっかい大根足出してるし・・・アタシってばさ(笑)」と我に返る私。
※の左から2番目の方でした。(見た時は黒髪だった。)
後でわかった事だが、前日に山口で公演があり、広島への移動日だったらしい。
が、えらく離れてるよなー、広島って(^^;
足の疲れもサッパリとした所で、宿泊先へ行くバスの時間にはまだ早すぎた。
バスで「地ビール工房」へ。
2階のレストランに「3種お試しセット(¥800)」と言うのがあったのだが、丁度夕方の準備中となって入れなかったので、1階のビアコーナーでピルスナー・ビール(各¥500)飲む。美味しかった(^^)
母は再び土産物色。
一度駅前へ戻って「玉造温泉」行きのバスで移動(約30分)「華仙亭有楽」(「▼玉造温泉のご紹介」ドロップダウンリストより選択)へ到着。数奇屋造りの旅館でかなり落ち着いた雰囲気だった。
チェックイン前にエントランスの所でハーブティーをいただいた。ウンマイ♪
部屋は、二間続きで、掘り炬燵の部屋があった。二人利用にすればかなり広目。
で、母「うっとり♪(感動中)」よしよし、喜んでるぞぉ〜〜(
v ̄▽ ̄) イエーイ♪
昨夜とはうって変わって(くどいってば)夕飯は部屋出し&24時間大浴場オープン!タオル使い放題!(オイオイ)
露天風呂もあって夜空の☆がキレイな事・・・。
いやーホントに私らが出歩くと過去大雨ばかりだったのに
今回は、青天っ!ええ〜〜〜塩梅や。
いよいよ、夕食タイム。
母「蟹、付いてるじゃん(呆れ顔)」
実は、「値段が値段だから付いてないだろうな。」と踏んでた私は、別注で「カニ1杯」分を頼んだ。ところがちゃんと半分ずつ茹で蟹が夕食に付いていた(笑)
母は「もったいない」と言う表情。
が、しかし。別注で頼んだ蟹の方が味が良かったので驚いた。
私「頼んで良かったやん」と、開き直り( ̄ ̄ ̄ ̄∧ ̄ ̄ ̄ ̄)えっへん!
しかし、その他の料理に対しては、
母「味は良いけど、濃いね・・・。和食が続いたから、明日の昼はもう洋食がいいねぇ〜」
と、言われる始末(><)(ー'‘ー;
)ウーム・・・。
だいたい、母は味が薄いんですよ。私には合いましたけどね。
サービスで、「鰻の餅米蒸し」なる一品も出してもらったし。(本来、別注。)お吸い物・お茶・ご飯が美味かったですよ。
母「お父さんは味濃いし、魚けっこう出たからここだったら良いかもね。」
と後で銀婚式の時に祝いでいただいた「旅館補助券」が使用できるかどうかとフロントに聞いていました。けっこう気に入った様子。
再び、大浴場へ・・・。
母「今日は、カラオケ行かへんの?」と、誘惑。
私「そんな気分じゃないからねー」と、断った。
いやー最近、行ってないし、お腹イッパイ食べたので調子出ないだろうし(笑)ゆっくりまったりとお風呂に入りたいし・・・etcetc・・・(笑)
部屋に戻って荷物の整理。
( ̄∇ ̄ ;) っと気が付いたら二時間程、爆睡していた(笑)
再び、大浴場へ(何回入るねん。)
母「明朝も入ろうかね?」と約束して就寝した。
10月4日(土)
って、風呂どころではないわいなぁ〜〜(大焦)
時計を見ると、8時08分Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!
実は、旅館の近くから9時発・足立美術館行き無料送迎バスが出ている。
それに間に合わせようと、計画を立てたのにこの時間(コラコラコラ)
慌てて身なりを整え、朝食取り(キッチリ食べるんだなこれが。)
チェックアウトして、バス停へ。約45分程で、安来町・足立美術館へ到着。
ここもとてつもなく、広大な処でございました。
2時間弱鑑賞。11時30分発・米子行きの無料送迎バスに乗る。
約1時間程で、米子に到着。
丁度、昼過ぎなので食事処を探す。駅近くで「米子ハーベストインホテル」の1階にレストランを見つけた。母は、ドリア+タンシチュー。私はミックスフライセット。
味は良かったが、空いた皿を下げるタイミングの早さが、急かされているようで、どうも気になった。
母「あれじゃあ、落ち着いて食べられないね。」(ー'‘ー;
)ウーム・・・。
どうも母との旅行だと「食運」が低迷する。なしてだぁ〜〜!?!(悩)
米子駅で土産モノを物色。
やっぱりありましたよ。地元限定「キ○ィーちゃん&ダ○エル君(←初めて名前知ったぞ。)」
福岡・太宰府門前にもあったなー。
米子は、境港にも近いので「ゲ○ゲの鬼太郎」キャラクターグッズもあった。
「目玉オヤジまんじゅう」と言うのがあったが、あまりにもグロいものだったので(色が紫だったしさー)「売れてるのかねー?」ふと疑問。
15時発の高速バスで大阪へ。約4時間後、梅田に到着。
梅田駅構内の「551蓬莱・肉マン」を思わず購入(笑)自宅へと帰路に着いたのでした。(完)
〜回想〜
松江〜出雲間観光バスも午前・午後出発であります。
今回の旅費ですが、大体、一人頭¥35000程(美術館代は除く。)
ちょっと時間に追われた旅だったので反省。
ゆっくりまったりを心がけたい今日この頃。理想だぁーなぁ(^^;
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