― 3日目 ―
朝食前にまた一風呂。10時に登別を後にしました。
12時に札幌入り。ホテルはニューオータニ札幌
ここで、Kは本来の仕事へ。私は小樽方面へと札幌〜小樽迄高速バスで移動しました。
しかし。今回はかなり「歩く旅」でもありました。北海道へ来てから「飲み食い」ばかりのEにとっては「かなりの良い運動」額に汗が滲みました。坂が多いんですよね(涙)
小樽〜おたる水族館行きバス(随時15分間隔運行)で移動。目的は「祝津」にある「鰊御殿」
「隠れ部屋」という所がありまして。税金対策の一環や、所在のわからない人を雇ったりした時の専用部屋だったとかと言う解説があり、最後の文に、若い衆(おとこ)と楼から逃げてきた女郎の為の部屋とありました。そこの筋書きがなんとも良かったですね。
しかし。魚の鱗から模造真珠ができたっていうのは驚きました。
その「鰊御殿」から下って徒歩約15分の所にある「旧青山別邸」へ。
ここはあの「石狩挽歌」の唄のモデルになった方のお屋敷だとか。石碑もありました。
良い日和でしたので写生をしているグループが多かったですね。
それと、タクシーのガイド付きの団体さん。便乗して館内の「説明」を聞きました(笑)
北海道へ来て初めての「瓦葺屋根」の家を私は見たと思います。名前が「青」が付くからではありませんが、「藍」の印象を感じた屋敷でありました。
ところで。「旧青山別邸」へ行く道すがら、ちょっとした「休息場」を見つけました。元レンガ倉庫を改装した店「Cafe
& Bar LONG VACATION」
ここは、アンテナショップだそうで、冷たい飲みもの関連は「硝子工房ART
FACTORY」の製品で、温かい飲みものは「手宮窯」の陶器を使用されているそうです。ちなみに。ピラフとコーヒーを遅い昼食としていただきました。そこから目の前にバス停があり、再び小樽へ。時計を見ると17時ぎでした。
「ユーラシア404」
予てから「眼下に見下ろす日本海の夕景を見てみたい!」と思っており、最寄りの高速バス停「見張」からタクシーへ。店内の奥へと入ると丁度良い頃合で夕景を望む事ができました。
実は、ここ。絨毯引きの店で靴を脱いで上がり、店内にはイスやテーブルが全くありません。壁伝いに各スペースが設けてあり、壁に寄りかかっても良し、寝そべっても良しのこれは、歩きつかれた私には天国のような心地よさに、コーヒーをおかわりしてしまいました。
平日だったせいか、私の他は1組のカップルのみ。彼らも感動していたらしく、しばらく沈黙して夕景に見とれておりました。
日没が近づいてきた頃、雪虫も現れ、ますます幻想的な光景となりました。すると、カップルが徐々に増え始めたので、少し根が張りだした腰を「ヨイッショッ!」と上げその場を後にしました。それでも約2時間は経過したでしょうか。人がいなければ私は泣いていた事だと思います。(お恥ずかしいですが:笑)
そしてKと連絡を取り、札幌へ。
Kは会議中食事が出たらしいので私は某ラーメン店へ入りましたが。失敗しました(笑)ハイ、まずかったです。
注:とりあえず、その店の名誉の為あえてふせておきますが・・・。やはりリサーチしてから入るべきだったのでしょうか?
それから「軽くBarへでも。」と某ホテルの最上階Barへ出かけましたが。とてつもなく、うるさかった。展望がおそまつ。とにかく、北海道に来ているのにナニが悲しゅうて関西弁の飛び交う会社員の隣にあえて座らなければならないのかッ!!(怒をあらわにしてみました。)
ここでの飲み代: E→ソルティードッグ K→モスコミュール
と、そこで。
E「飲み直そっかぁ〜〜〜?」
K「そうだぁねぇ〜〜。」
とそこからタクシーで10分の「N43°」
住宅街の中にあるBar。ここは某バンドの男性が、プロポーズをした場所だとお聞きしております。
かなりTVで紹介されておりましたし、某サスペンスドラマでも使用されておりました。運が良ければ、札幌の夜景を窓側のテーブルから望む事ができます。と言うのは、ここも「デートスポット」な訳でして・・・。大半は、カップル組みに窓側の席は占領されており、夜景の眺めが非常に良いのでしばし長時間滞在する方が多し(笑)
しばらく4人掛けのテーブルに居りましたが、窓側の席が空いたので移動となりました。中には私達のような「おんなふたり旅」のタイプもいらっしゃいました。
私はここ、3回目となります。
ここでの飲み代:
E→カルアミルク/カンパリソーダ/グラスワイン(赤)2杯/シャンパン/3杯
K→・・・。最後にブランデェーを飲んでいたのは記憶しておりますが(笑)似たようなもんでしょうか。
E「やっぱ、イイね、ここからの夜景は。」
K「そうーだねぇー。」
E「でも、去年の方が夜景がキレイだったよーな?」
K「んん・・・。明かりが少ないって事かな。時期のせいじゃない?去年は寒い時期(10月末)だったから、空気も澄んでなかったし。」
E「去年は・・・。雪虫。降ってたもんねぇ〜。ライトに照らされてさ。」
K「あ、そうだったね・・・。」
E「もっかい、冬に来たいなぁ〜私。」
K「うんうん♪」
などと、他愛のない会話をしつつ、ホテルへと帰路に着いたのでありました。
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