紫陽花さんには、この「歳時記画集」が始まったばかりの頃に、「花菖蒲」を描いていただきましたが、今回は「ダッチアイリス」です。
物知らずのストファ管理人は、花菖蒲もカキツバタも皆ようするに「アヤメ」で、その英語が「アイリス」かと思っていましたが、種類によって相当に違いがあるんですね。
「季節の花300」サイトによれば、開花時期はアイリス⇒イチハツ⇒アヤメ⇒黄菖蒲⇒カキツバタ⇒花菖蒲の順で、乾土に咲くのがアイリス・イチハツ・アヤメ、湿地に咲くのが黄菖蒲・花菖蒲、そしてカキツバタは水中から生えるそうです。
その他、花や葉の形状にいろいろな違いがあり、アイリスでもジャーマンアイリスとダッチアイリスではまた違うようです。(「それ、ドイツんだ?」「オラんだ」っていうギャグがあったよね…古すぎ!)
昭和音楽大学教授でフランス近代絵画とジャポニスムの研究者宮崎克己氏のサイトにも、興味深いコメントと画像が載っていて勉強になりました。
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最近あまりやってなかった情念系なのですがいいでしょうか(笑) (詠み人の一言)
これは数年前に描いたやつ。アヤメには網目模様があるそうです。ないのが菖蒲、杜若。
はなはなさんのお句は全部「情念系」だと思いました(笑)それも奥が深く、単純な「見たまま系」なわたしには難しすぎる〜 (絵師の一言)